「板締め絞り染め」

布に模様を描く染色技法は古く、
奈良時代まで遡り、インド・中国から伝来したもの。
古代の絞りや染柄は纈(けち)といい、
天平三纈(てんぴょうさんけち)」と呼ばれるものが、
正倉院宝物の中の染織品にも見られる。
臈纈(ろうけち・蝋を使用する現在のロウケツ染めの前身)
纐纈(こうけち・絞り染)
夾纈(きょうけち・2枚の板に挟んで染める板締めの複雑なもの)
夾纈と臈纈はいつしか消え、
纐纈がその後も途絶えることなく、
絞り染めとして進化していく。

受講中、実際にそれらの技法を指導していただき、楽しみました。
ここでは、「夾纈」にあたる「板締め絞り染め」を紹介します。

■「板締め絞り染め」とは?
布を規則的にたたんで、板で部分的にはさむことで
板に挟まれた部分が防染(そまらないこと)され、
連続したパターンの染柄を作ることができる。
折り目やたたみ方、板の形を変えると、
いろいろな柄のバリエーションを作られる。

IMG_1267.jpg←これは和紙を試しで折って染めたもの

正三角形に折って、少し小さめの三角形をあて、
角の端のみを染めたもので、雪花模様と呼ばれる。
濡らさずに藍が上がっていって、雪花のような模様となる。
IMG_1268.jpg


IMG_1152.jpg IMG_1154.jpg

両方とも3分2回染めたもの。一回目の水酸化後、板の位置を変える。
↓棒状の板を置いたもの。
IMG_1161.jpg
↓円形の板を置いたもの。
IMG_1159.jpg

色を深くしたくって、再度染めたら、
微妙の色のぼかしがなくなって、残念なことに・・・
IMG_1376.jpg

全く同じ物が1つとしてできず、
染めた時のにじみや、ぼかし、色の具合などの出方も微妙に違う。
たいへんな魅力です。
丁寧に染めなかったり、酸化が足りなかったら、
むらになったり、手を抜いたのがすぐわかります。
本当に、開けてみなければ、
どんな模様が出てくるか
まったく想像できませんわぁ~難しい、だから楽しいのかな

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コメント

非公開コメント

No title

Katyちゃん!
こんなステキングなことしてたのー?!
すごいすごいo(^▽^)o

ひゃあ~~~~

でっちやゃゃわん、おそるべし。
どうやって、いきついたのぉ?

撹拌で腕酷使しちゃって・・・どきどきもんです。
肩ばりばりだもんねぇ(^^;
でも、すっかり忘れられる、悪い奴のこと。
いい時間、お互いに過ごそうぜ!!