染めにどっぷりはまっていますねぇ

4-5年前に、和のキルトに挑戦しようと布を集めだしたときに、
友達の一人から『大島紬』(確かそう言っていた)と
言ってもらった男物の着物があった。
高級らしいのだが、あまりにもシミがひどくって、
ほどきつつも、ちょっと~なぁと思って
かなりの部分捨ててしまった。
IMG_1528.jpg
今思うと、『愚か』ってとこですね


残っているものを有効利用と思い、
それぞれ染めの時間を変えて、染めてみた。
柄があるので、あまり濃くないようにと思ったもので
染めてみるとなかなか味がある。
IMG_1524.jpg
違いが微妙なために、写真ではわかりにくいのが残念
一分一回、三分一回、一分三回、四回、五回。

当初は、全部染めてバックを作ろうと考えていたのだが、
ネットでみると、
もし大島なら白大島と言って
めずらしいものらしい。
シミのないところを選んで
本体のなるところを白にして、
アクセントに染めたものを使ってみようと・・・

今、色々考えているところ、そんな時間が一番楽しいね

そうそう、
染める前には、
藍の華をきれいにすくって、
別のところにおいてから、
染めに入ります。
IMG_1135.jpg IMG_1139.jpg


終わると、藍ガメに戻して
撹拌して、また一日休めます。
IMG_1386.jpg
天然藍は毎日のお世話が必要。
育んでいくって、感じなのでしょうね。

IMG_1106.jpg
ふたを開けたときに、この藍の華が
大きく残って、ぴかぴかしていると
なんだか嬉しい気持ちになります



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ちょっとだけのピーシング

超久しぶりにピーシングしました。
とはいえ、一枚だけなんですけどね。
Grandmother's Fan(グランドマザーズ・ファン)という
カーブの入ったパターンです。
アメリカのパッチワーク・パターンなんだけど、
東洋のイメージでデザインされているようです。

私がはじめて縫ったのは「パッチワークキルト」の講習中。
パターンを学びながら、サンプラーキルトを完成しました。
今振り返ると、よ~く仕上げたなぁと感心します、我ながら・・・

さてさて、
このパターンはカーブが入っているので
凸側のほうを手前に置いて縫い合わせていきます。
IMG_1433.jpg

端っこをキッチリ真っ直ぐ合わせることがポイントですね。
IMG_1435.jpg




完成~
IMG_1437.jpg

布を選んで(これが結構時間がかかっちゃう)
製図をして、布にトレースしていって、
カットして、縫い合わせていく。
かれこれ、2時間かかっちゃったかなぁ~

これをまとめてくださる人に送って、私は終了。
その後、大きなキルトになっていくはずです。
また、紹介できればと思います

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「絞り染め」

前の記事に書いていた染色技法に三つ、
天平三纈(てんぴょうさんけち)」と呼ばれるものがある。
その記事は⇒「ここ」
そのうちのひとつである纐纈(こうけち・絞り染)のことを
ちょっと書いていきます、

「絞り」は日本でいちばん古く、
七世紀頃にはすでに既に行われていた染織の代表的なもので、
今の生活になかでも見ることができます。


■「絞り染め」とは?
糸などで生地をくくったり、しめたりして、染めたくない部分を、
防染(染料が入らないようにすること)し、柄を染めだしていく方法。

講座で用意してくださった道具は、
・白の木綿糸(20番)
・長針
・お手製の指抜き
IMG_1082.jpg

先輩の方が作ってくれたとのこと
IMG_1081.jpg
藍染の布で作った、なかなか味のある指抜き。
なかにコインが入っているそう。
長針に慣れていない私は、ちょっとやりにくくって・・・
そのうちに慣れてくるかしらん?


絞り方にはいろいろあります。
下の写真は、平縫い巻上げ絞りのやり方。
IMG_1123.jpg
かたちの輪郭を2-3mmの針目で縫って、しっかりひいた後
先のほうに絞り上げていき、根元まで巻き戻ってしっかり留める。


染めた後、糸を切っていきます。
糸も藍に染まっているために、
布を切らないように糸を切っていくのが大変
IMG_1271.jpg


他の受講生の方の
蛇行つまみ縫い引き締め絞り。
ジグザグに縫っていくと、こんな感じの模様になります。
IMG_1272.jpg


私の絞りは、
平縫い巻上げ絞りと
平縫い根巻き絞り(平縫い巻上げ絞りの巻きあげ無しのもの)と
木目絞りの組み合わせ(平行に縫ったものを、しぼる)・・・
鬼のように絞りました(やり過ぎ感ありありですが
IMG_1320.jpg

途中で平縫い巻上げ絞りの糸がほどけて、
藍が入ったために中心が青くなっていたり、
木目絞りの一本が抜けていたり、
平縫い根巻き絞りの輪郭線が
根元を巻く回数が少なくってはっきりとしてなかったりと
いろんなところで、ミスが見られますが、
それはそれで、貴重な経験かと。
ちなみに2か所は当初から絞り入れておりませんので、念のため。
IMG_1421.jpg


藍染職人さんに改めて、尊敬の念を・・・


ところで、以前、名古屋で働いていた所で
纐纈(こうけつ)さんという方がいらっしゃったんだけど、
ひょっとして、絞りをやられている代々のお家の方だったりして・・・

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念願ののれん完成♪

暑くなると、ドアを開けっ放しにしたくって
そうするとのれんなんかがあるといいなぁ~と
ずっと思っていたのだが…
結構、麻ののれんなんかはお値段がねぇ。

で、はっと思いついたのが
以前、和のキルトを作ろうと、
柄だけでネットで買ったものの、
全く思い描いていたものと違っていたために
お倉入りになった浴衣。
そのことを、思いだし、
それを染めたらのれんにならんのだろうかと。
我ながら、"GOOD IDEA"
○×の柄を残せないかなぁと
いろいろ染めの時間を変えて試してみた。
これにかなり手こずりましたね
あまりに下手すぎて、ムラになってしまっていたために、
もう柄が見えなくてもいいやと、
回数を増やし、がっつり濃くしてみると、いい感じな色合い。
較べてみると、良く違いがわかります。
IMG_1393.jpg
↑本当は、真ん中の色を目指していたんですがねぇ。

幅がないため、端も縫わずに、真ん中は付き合わせ。
IMG_1414.jpg
ジグザグで簡単にザクザクと・・・

IMG_5618.jpg
↑写真それぞれで色が違って見えるんですが、
この色が実際の色にいちばん近いかな

裾にぽんぽんまでつけると何やらかわいらしげに・・・
IMG_5616.jpg

ポップな色の赤も、藍の色に合うんだなぁと
ちょっと、端っこが波打つのが気になりますが、
しごく、満足したリサイクルのれんが出来上がりました。
やっぱり、何か作るのが楽しいですワ

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かんたんに模様ができちゃいます~

講座のお休みの日、藍の撹拌に出かけたら、
たまたま、先輩のソメラ―(こんな言葉はありません)の方に、
『ちょっと、違うやり方でやってみる?』と声をかけていただき、
どっぷり甘えて、染めさせていただきました。

「カゴ染め」というらしい・・・
ふたつのカゴ(アミ)の間に布地をはさんで染める方法。

生地をクチャクチャにしてはさむ事により、
むら染めのような模様が出来るようです。

カゴ(アミ)にはさむときは・・・
IMG_1248.jpg
アミはしっかり重ねて、紐で縛ったり、クランプで挟んで固定していきます。
ここでは、洗濯バサミ使用。 

それを藍ガメに、じっと2分間浸して、
取り出して空気に触れさせて酸化します。
IMG_1251.jpg

出したり浸したりを何回か繰り返して、アミをはずします。
そのあと、水で流して
IMG_1260.jpg

あっという間に出来上がり。

IMG_1252.jpg
これは中心からゆるめにぐるぐるっと丸めていったもの。
アンモナイトみたいですね。

IMG_1254.jpg
これは端からくちゃくちゃっと重ねたもの。

ちょっとした違いで、模様は違って染められます。

先輩ソメラーさんは、T-Shirtを染めるということで
大きめの枠を使って染めていました。

IMG_1261.jpg

金網の網目がつくのを避けるために、
次に浸す前に、位置をかえたりするようです。

超初心者の私は、もう広げるたびに歓喜の声を上げています

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「板締め絞り染め」

布に模様を描く染色技法は古く、
奈良時代まで遡り、インド・中国から伝来したもの。
古代の絞りや染柄は纈(けち)といい、
天平三纈(てんぴょうさんけち)」と呼ばれるものが、
正倉院宝物の中の染織品にも見られる。
臈纈(ろうけち・蝋を使用する現在のロウケツ染めの前身)
纐纈(こうけち・絞り染)
夾纈(きょうけち・2枚の板に挟んで染める板締めの複雑なもの)
夾纈と臈纈はいつしか消え、
纐纈がその後も途絶えることなく、
絞り染めとして進化していく。

受講中、実際にそれらの技法を指導していただき、楽しみました。
ここでは、「夾纈」にあたる「板締め絞り染め」を紹介します。

■「板締め絞り染め」とは?
布を規則的にたたんで、板で部分的にはさむことで
板に挟まれた部分が防染(そまらないこと)され、
連続したパターンの染柄を作ることができる。
折り目やたたみ方、板の形を変えると、
いろいろな柄のバリエーションを作られる。

IMG_1267.jpg←これは和紙を試しで折って染めたもの

正三角形に折って、少し小さめの三角形をあて、
角の端のみを染めたもので、雪花模様と呼ばれる。
濡らさずに藍が上がっていって、雪花のような模様となる。
IMG_1268.jpg


IMG_1152.jpg IMG_1154.jpg

両方とも3分2回染めたもの。一回目の水酸化後、板の位置を変える。
↓棒状の板を置いたもの。
IMG_1161.jpg
↓円形の板を置いたもの。
IMG_1159.jpg

色を深くしたくって、再度染めたら、
微妙の色のぼかしがなくなって、残念なことに・・・
IMG_1376.jpg

全く同じ物が1つとしてできず、
染めた時のにじみや、ぼかし、色の具合などの出方も微妙に違う。
たいへんな魅力です。
丁寧に染めなかったり、酸化が足りなかったら、
むらになったり、手を抜いたのがすぐわかります。
本当に、開けてみなければ、
どんな模様が出てくるか
まったく想像できませんわぁ~難しい、だから楽しいのかな

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藍建ての手順

調べてみると、藍染といっても染料はいろいろあるらしい。
私が教えていただいた天然藍染入門講座では
徳島から取り寄せた染料「すくも」
(タデアイの葉を、発酵により堆肥状もの)を使用。
江戸時代には、阿波の国(つまり徳島県)が
最大の生産地であったそうで、
ここも伝承文化として残っているんだって。

それではいよいよ藍を建てていきます。
すっかり失念してSTEPごとの写真を残してなかったことがまったく残念~~

元石
①前日からふやかしたすくもを練って泥状にする。
②すくもを藍ガメに入れ、前もって用意した灰汁を注ぎ入れる。
(灰汁というのは、木灰を湯で溶いて上澄みを取ったもの)
③消石灰(元石)を入れる。
④日本酒を注ぐ。
⑤撹拌する。

中石「中間に入れる石灰」
藍建て四日目。
発酵臭のほか、液が粘りを帯び始め、泡がなかなか消えなくなる。
藍建菌が活発に働き始めるとアルカリが落ちてくるので、石灰を入れるとのこと。
これは藍建菌が雑菌に侵されるのを防ぐためですって・・・
IMG_1074.jpg

①灰汁を藍ガメの70%まで入れかさ上げする。
②消石灰(中石)をいれて、よく撹拌する。
IMG_1076.jpg
③ふすまを加熱して、練る。
IMG_1078.jpg
④ふすまを練り上げたら、覚まして藍ガメの内に入れる。
IMG_1086.jpg

止石
藍建て六日目。
藍建から藍液の状態が良ければ止石にする。
①灰汁を藍ガメの90%までかさ上げする。
②消石灰(止石)を入れ、よく撹拌する。

ここから1-2日置いて、試染して状態がよくなったら布が染まる状態になる。
藍ガメの中には、「藍の華」と呼ばれる状態の泡がでてくる。
IMG_1104.jpg

布を藍ガメに漬けて、空気にふれることを繰り返して、
深みのある藍染めができるようになる。
1回目は色が薄いものの、何回も何回も繰り返し、段々濃い色に。
これがJAPAN BLUEと呼ばれる日本の藍の色になっていきます。

簡単に手順を書いてありますが、
もちろんその間に温度やPHを図り、万全の態勢で進めていきます。
とはいえ、先生がいなければとてもとても・・・
分量も決まっていて、材料となるすくもなどは
いいものを使っていかなくちゃ
いい色は出ないようです。

そして、毎日の撹拌が必要なのです

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はじまりは藍の種から・・・

私の住んでいる地域よりちょっと北の方では、
北海道開拓の明治初期、大規模な藍畑があったそうな。

徳島県から入植者一行が、
払い下げを受けた土地を開墾し、
苦労しながらも農作物を栽培。
徳島県の特産物である藍の栽培も始め、
それから藍染めの原料となる藍葉の加工製造を開始。
当時の日本一の品質で、全国に販売していたという。
しかしながら、明治中期になると、
安価な外国製の化学染料などにとってかわられ、
藍業は全国的に衰退の道を歩み、
ここの藍栽培も同様に終わりをむかえる。

おしゃれな住宅が並んでいるこの地域で
時代の変化に翻弄された歴史があったなんて、
想像にも及ばない。

その藍栽培が盛んに行われたこの地の歴史を
今、私が住んでいる区で「藍染め」という形で伝えていこうと
「藍染文化伝承事業」が開始されてたのだった。

たまたま、地域の図書室でコピーを事務室にお願いしたとき、
カウンターに「藍の種」が置いてあったのに気がついた。
聞いてみると、無料で配布しているという、
そして、ひと月10回の本格的な藍染講座が開催されると教えてもらう。

ということで、鉢に植えて育っているのが、その時の藍の種。
IMG_5586.jpg


よ~く種の袋の写真を見ると、小さいころにいなかによく咲いていた野の花。
IMG_5598.jpg

蓼(タデ)科の一年草。
開花前の草丈が60cmぐらいになったころから
生葉で染められると袋の裏に書いてある。
事務室の方にたくさん量が必要と言われていたし、
また、講座の講師に生葉染めは絹だけと聞いていた。
そんなこともあって、私はこのまま10月まで育て、
今ではなかなか見ることができなくなった藍の花を
待つことに・・・

次回から実際に教えてもらった天然藍染めの紹介をしたいなぁと思っています


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ひと月前に天然藍染めのクラスに

もともといろいろ縫ったり編んだり
何かを作ることが大好き。
これは母の影響が強いのかも…
昔の人は何でも作っていたものねぇ~

私も、今現在キルト作りなんかを続けている中で、
昨年の秋、天然藍染めの作品が展示されているのを見つけて、
興味を持ちました。

なんと住んでいるところが
かって藍栽培の盛んなところだとひょんなことから知りました。
そして、この区のセンターが
地域振興活動として藍染めの普及発展を目指し、
毎年6月に10回講座を開講しているのを知り、
そこに参加して
初めて天然藍染めに挑戦しました。

すでに講座は終了しましたが、
そこで学んだこと、
そして10月上旬まで各自で染めを
続けさせて頂けるということで
なかなかできない体験を残していこうと思っています。

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