筒と筆で描く抜染♪

自転車で出かけようと思っていた抜染講習。
さすがに、雪も降る寒い朝で、
自転車断念。。。
風が冷たくって、
動きも鈍く、あっさりバスに置いていかれ、
お出かけ指数もド~ンと急降下。

会場に着くと、テーブル満席状態。
二年目の新人の三名(アタシを含めて)が、
一番最後って
それでも、みなさん優しくって、
『こっちが空いてるよ』と声をかけてくだざいマス。

去年の五月に受けた藍模様糊による抜染講習。
すっかり、忘れとります。
一応、洋型紙に型を
くりぬいて持って行った。
(←ちなみに去年は型)
代り映えもしないので、
ケーキのクリーム絞りを持っていって、
それで自由に線を描きたいと
先生に相談したら、
筒描というものがあるらしい。

先生のアイディアで、
ケーキのクリーム絞りを使うのではなく、
洋型紙で円錐を作り、
そこに藍模様糊を入れて、フリーで線を描く。
shirobassenn.jpg

芸がないのでうずまき模様。
結構楽しかったりする

因みに、抜染には
白抜染と、半抜染という色の抜き方がある。
使う液が違うのと、
白抜染は2-3時間、半抜染は10‐30分放置する。
さらに、半抜染は放置時間によって、
色が違ってくる。

これは白抜染の模様。
白抜染


お昼を挟んで、
やる予定がなかった半抜染に取り掛かる。
半抜染

今回は、先生に筆を借りて、
適当に塗っていく。
新人二人も手伝ってくれて、
ワイワイガヤガヤ。
『四角から出たら、リンチだよ

半抜染のべた塗後、30分ほど放置。
そのあと、水を流しながら、
ブラシで手早く糊を落とす。
完成

事前に考えていた模様とは全く違うものが
出来上がりましたが、
会長さんにおほめのお言葉いただきました。
(←先生のアドバイスがなかったら、
出来なかったものですが・・・)

行くまでは足取りも重かったのですが、
十分楽しんでまいりました。
はて、これで何が作れるのやら



ぽちっとクリックよろしくお願いいたします↓
にほんブログ村 ハンドメイドブログ パッチワーク・キルトへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ハンドメイドブログ ミシンキルトへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

天然藍染布で抜染

今日、「抜染」という作業に始めて挑戦。
同じグループの人がとても楽しぃって、
盛んに言っていたのですが・・・

去年講座で教えてもらったものは、
模様を入れる前作業をして、染色してゆきます。
「抜染」は、藍染したものを型を使って
色を抜いて模様を入れていくものです。

初めてのこともでもあり、
アタシが用意した模様は「○(円)」。
それも、前の夜にあわててくりぬいたもの。
かなり前から知っていたのに、
お尻に火がつかないと、動かないもんでねぇ

まして、集まりに遅刻していったためにアッセアッセ。
今回は、講習ではなく、
各自が自由に抜染していくやり方。
もちろん、アタシは全く手順もわかっていないので、
それぞれ作業している方々に聞きながら、
思考錯誤で進めていきました。
みなさん、親切に教えてくださいました。
(感謝感謝です)

使用された道具は、
・藍模様糊 綿白抜-CW型用
・ハイドロ

IMG_7551.jpg IMG_7552.jpg
 (CW型用糊に対して、5%のハイドロ加え、均一に混ぜる)

・型紙(洋型紙)
・紗張アルミ枠

IMG_7550.jpg
(これは、他の方の型です。とても、細かい)

・はかり
・ヘラ
・台板
・テープ
・新聞紙など


①藍染布に型をあて、ハイドロを混ぜた型糊をヘラで伸ばす。
IMG_7535.jpg
(アタシの模様は、それぞれ離れているものなので、
 紗張アルミ枠は使わず、紗を張った型紙のみ使用)

②型紙を外すと、柄の形に糊が藍染布に残る。その後、放置。

③乾燥後(2時間ぐらい)、水で糊を落とすと完成。
IMG_7562.jpg
少々、ムラになっとりましたが、
初めての出来栄え(?)に満足、その上楽しい

次回は、しっかりと込み入った模様に
挑戦してみたいもんだワ。


IMG_7545.jpg
みなさんのは、こんなに凝ったもの。。。


IMG_7561.jpg
スズランが咲いてましたよ~~



ぽちっとクリックよろしくお願いいたします↓

にほんブログ村 ハンドメイドブログ パッチワーク・キルトへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ハンドメイドブログ ミシンキルトへ
にほんブログ村

「絞り染め」

前の記事に書いていた染色技法に三つ、
天平三纈(てんぴょうさんけち)」と呼ばれるものがある。
その記事は⇒「ここ」
そのうちのひとつである纐纈(こうけち・絞り染)のことを
ちょっと書いていきます、

「絞り」は日本でいちばん古く、
七世紀頃にはすでに既に行われていた染織の代表的なもので、
今の生活になかでも見ることができます。


■「絞り染め」とは?
糸などで生地をくくったり、しめたりして、染めたくない部分を、
防染(染料が入らないようにすること)し、柄を染めだしていく方法。

講座で用意してくださった道具は、
・白の木綿糸(20番)
・長針
・お手製の指抜き
IMG_1082.jpg

先輩の方が作ってくれたとのこと
IMG_1081.jpg
藍染の布で作った、なかなか味のある指抜き。
なかにコインが入っているそう。
長針に慣れていない私は、ちょっとやりにくくって・・・
そのうちに慣れてくるかしらん?


絞り方にはいろいろあります。
下の写真は、平縫い巻上げ絞りのやり方。
IMG_1123.jpg
かたちの輪郭を2-3mmの針目で縫って、しっかりひいた後
先のほうに絞り上げていき、根元まで巻き戻ってしっかり留める。


染めた後、糸を切っていきます。
糸も藍に染まっているために、
布を切らないように糸を切っていくのが大変
IMG_1271.jpg


他の受講生の方の
蛇行つまみ縫い引き締め絞り。
ジグザグに縫っていくと、こんな感じの模様になります。
IMG_1272.jpg


私の絞りは、
平縫い巻上げ絞りと
平縫い根巻き絞り(平縫い巻上げ絞りの巻きあげ無しのもの)と
木目絞りの組み合わせ(平行に縫ったものを、しぼる)・・・
鬼のように絞りました(やり過ぎ感ありありですが
IMG_1320.jpg

途中で平縫い巻上げ絞りの糸がほどけて、
藍が入ったために中心が青くなっていたり、
木目絞りの一本が抜けていたり、
平縫い根巻き絞りの輪郭線が
根元を巻く回数が少なくってはっきりとしてなかったりと
いろんなところで、ミスが見られますが、
それはそれで、貴重な経験かと。
ちなみに2か所は当初から絞り入れておりませんので、念のため。
IMG_1421.jpg


藍染職人さんに改めて、尊敬の念を・・・


ところで、以前、名古屋で働いていた所で
纐纈(こうけつ)さんという方がいらっしゃったんだけど、
ひょっとして、絞りをやられている代々のお家の方だったりして・・・

ランキングに参加しています。
↓ぽちっとクリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 染色・染物へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ハンドメイドブログ パッチワーク・キルトへ
にほんブログ村

「板締め絞り染め」

布に模様を描く染色技法は古く、
奈良時代まで遡り、インド・中国から伝来したもの。
古代の絞りや染柄は纈(けち)といい、
天平三纈(てんぴょうさんけち)」と呼ばれるものが、
正倉院宝物の中の染織品にも見られる。
臈纈(ろうけち・蝋を使用する現在のロウケツ染めの前身)
纐纈(こうけち・絞り染)
夾纈(きょうけち・2枚の板に挟んで染める板締めの複雑なもの)
夾纈と臈纈はいつしか消え、
纐纈がその後も途絶えることなく、
絞り染めとして進化していく。

受講中、実際にそれらの技法を指導していただき、楽しみました。
ここでは、「夾纈」にあたる「板締め絞り染め」を紹介します。

■「板締め絞り染め」とは?
布を規則的にたたんで、板で部分的にはさむことで
板に挟まれた部分が防染(そまらないこと)され、
連続したパターンの染柄を作ることができる。
折り目やたたみ方、板の形を変えると、
いろいろな柄のバリエーションを作られる。

IMG_1267.jpg←これは和紙を試しで折って染めたもの

正三角形に折って、少し小さめの三角形をあて、
角の端のみを染めたもので、雪花模様と呼ばれる。
濡らさずに藍が上がっていって、雪花のような模様となる。
IMG_1268.jpg


IMG_1152.jpg IMG_1154.jpg

両方とも3分2回染めたもの。一回目の水酸化後、板の位置を変える。
↓棒状の板を置いたもの。
IMG_1161.jpg
↓円形の板を置いたもの。
IMG_1159.jpg

色を深くしたくって、再度染めたら、
微妙の色のぼかしがなくなって、残念なことに・・・
IMG_1376.jpg

全く同じ物が1つとしてできず、
染めた時のにじみや、ぼかし、色の具合などの出方も微妙に違う。
たいへんな魅力です。
丁寧に染めなかったり、酸化が足りなかったら、
むらになったり、手を抜いたのがすぐわかります。
本当に、開けてみなければ、
どんな模様が出てくるか
まったく想像できませんわぁ~難しい、だから楽しいのかな

ランキングに参加しています。
↓ぽちっとクリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 染色・染物へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ハンドメイドブログ パッチワーク・キルトへ
にほんブログ村

藍建ての手順

調べてみると、藍染といっても染料はいろいろあるらしい。
私が教えていただいた天然藍染入門講座では
徳島から取り寄せた染料「すくも」
(タデアイの葉を、発酵により堆肥状もの)を使用。
江戸時代には、阿波の国(つまり徳島県)が
最大の生産地であったそうで、
ここも伝承文化として残っているんだって。

それではいよいよ藍を建てていきます。
すっかり失念してSTEPごとの写真を残してなかったことがまったく残念~~

元石
①前日からふやかしたすくもを練って泥状にする。
②すくもを藍ガメに入れ、前もって用意した灰汁を注ぎ入れる。
(灰汁というのは、木灰を湯で溶いて上澄みを取ったもの)
③消石灰(元石)を入れる。
④日本酒を注ぐ。
⑤撹拌する。

中石「中間に入れる石灰」
藍建て四日目。
発酵臭のほか、液が粘りを帯び始め、泡がなかなか消えなくなる。
藍建菌が活発に働き始めるとアルカリが落ちてくるので、石灰を入れるとのこと。
これは藍建菌が雑菌に侵されるのを防ぐためですって・・・
IMG_1074.jpg

①灰汁を藍ガメの70%まで入れかさ上げする。
②消石灰(中石)をいれて、よく撹拌する。
IMG_1076.jpg
③ふすまを加熱して、練る。
IMG_1078.jpg
④ふすまを練り上げたら、覚まして藍ガメの内に入れる。
IMG_1086.jpg

止石
藍建て六日目。
藍建から藍液の状態が良ければ止石にする。
①灰汁を藍ガメの90%までかさ上げする。
②消石灰(止石)を入れ、よく撹拌する。

ここから1-2日置いて、試染して状態がよくなったら布が染まる状態になる。
藍ガメの中には、「藍の華」と呼ばれる状態の泡がでてくる。
IMG_1104.jpg

布を藍ガメに漬けて、空気にふれることを繰り返して、
深みのある藍染めができるようになる。
1回目は色が薄いものの、何回も何回も繰り返し、段々濃い色に。
これがJAPAN BLUEと呼ばれる日本の藍の色になっていきます。

簡単に手順を書いてありますが、
もちろんその間に温度やPHを図り、万全の態勢で進めていきます。
とはいえ、先生がいなければとてもとても・・・
分量も決まっていて、材料となるすくもなどは
いいものを使っていかなくちゃ
いい色は出ないようです。

そして、毎日の撹拌が必要なのです

ランキングに参加しています。ぽちっとクリックお願いします。
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 染色・染物へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ハンドメイドブログ パッチワーク・キルトへ
にほんブログ村